電車やバスで高野山に来た方は、高野山内を「バスで巡るのが一般的」です。
高野山の駅前にあるバス停から、各エリアに行けるので重宝します。
そんな高野山のバスを上手に使えると、高野山巡りはとっても効率的になります。
さらには、余計なお金を払わなくても済んだりします。
一つ例をだすと、高野山のバスには下記「フリーパス」があります。
バスに乗るなら、このフリーパスを使うとかなりお得になります。
高野山のバスは、1つの区間が約200円~300円になるからですね。
さらには、フリーパスを持ってると、高野山内の「主要な見所が割引になる」んです(詳しくは後述)。
ちなみに、高野山バスの知識の最大のメリットは、高野山を効率的に巡れることになりますね。
効率的に巡ると、1つでも多くの見所を巡れちゃいますもんね!
それでは最初に、「高野山バスの基本情報」から確認しましょう!

和歌山県の出身で在住の、「まさじろ」がシンプルに解説していきますね。
【まさじろ・保有資格など】
- インターネット旅行情報士検定2級
- 和歌山歴史物語スタンプラリー100・完全踏破
高野山バス(南海りんかんバス)の基本情報
高野山バス=南海りんかんバス
高野山バスの正式名称は、「南海りんかんバス(南海電鉄の子会社)」になりますね。
つまりは、高野山までのアクセスで使った鉄道会社が、高野山内のバスも走らせてるってことです。
なので、鉄道とバスの乗り換えがスムーズに行くんですよね。
これはグループ会社ならではのメリットですよね。
南海りんかんバス専用道路
そんな南海りんかんバスの魅力の1つが、専用道路があることですね。
高野山駅から、高野山の中心地に行くのに便利な道路なんです。
この専用道路を通れるのは、南海りんかんバスだけなんです。
人も車も、通行不可になります。
バスからの景色も見所
南海りんかんバスでは、専用道路をこのように紹介しています。
自然豊かな山間を縫うように走る専用道路。季節ごとに表情を変えるその車窓からの眺めは、ひとつの観光スポットととしてお楽しみいただけます。
出典元:「バスで巡る観光のメリット」南海りんかんバス

それでは次は、高野山バスの「路線図で知っておくべきこと」を確認しましょう!
南海りんかんバスの路線図で知っておくべきこと
3つのルートがある
南海りんかんバスには、以下の3ルートがあります。
- 立里荒神前・護摩壇山
- 千手院橋・奥の院前・桜峠下
- 大門・花坂・中之橋霊園
3つのルートがありますが、1番のルートは今回は関係ありません。
高野山巡りに必要になるのは、「2・3番ルート」だからですね。
南海りんかんバスの路線図
南海りんかんバスの2・3番ルートは以下に分かれます。
- 2番:東側ルート
- 3番:西側ルート
高野山駅前を出発したバスは、「千手院橋で2つのルート」に分かれるんですよね。
東側に向かうのが2番ルートで、西側に向かうのが3番ルートです。
高野山をバスで巡るモデルコース
高野山駅
バスで巡る高野山の起点は、高野山駅になります。
高野山駅を降りると、目の前にあるのが「高野山駅前バス停」になります。
高野山駅前バス停
前述したように、高野山をバスで巡るなら「乗り放題フリーパス」を購入しましょう。
乗り放題フリーパスの正式名称は、「1日フリー乗車券」と言いますよ。
奥の院から巡ろう!
高野山を巡るのは2つのルートがありますが、まずは「東ルートである2番」に乗りましょう。
2番ルートで、高野山最大の見所である「奥の院」を目指します。
「3番ルートから巡りたい!」と、考える方もいるかと思います。
しかし、バスの運行本数からみても、それは効率的ではありません。
2番ルートと比べると、3番ルートは「バスの本数がかなり少ない」んですよね。

つまりは、南海りんかんバスさんも、「奥の院から巡ってね!」と言ってるんだと思います!
高野山駅前→奥の院口
それでは、高野山駅前から「奥の院口」に向かって下さい。
ちなみに、バスによっては、奥の院口ではなく「一の橋口」に停車することがあります。
これは、あまり気にしなくても大丈夫ですね。
奥の院口と一の橋口のバス停は、徒歩で約1分だからです。

どちらに停車したとしても、奥の院の入口である「一の橋」に向かえばいいですよ!
一の橋から奥の院を巡る
バス停で降りたら、一の橋から奥の院を巡って下さいね。
奥の院巡りのおすすめは、「一の橋→御廟→奥の院前」だからですね。
帰りは奥の院前
奥の院を巡ったら、帰りは「奥の院前バス停」に向かって下さい。
奥の院前→千手院橋
次の目的地は、高野山3大見所の1つ「金剛峰寺」になります。
バスで、「奥の院前→千手院橋」に向かって下さい。
実は、金剛峰寺は目の前にある、「金剛峰寺前バス停」が最寄りになります。
しかし、奥の院前→金剛峰寺前への直行便が少ないんですよね。
千手院橋→金剛峰寺前
という事で、「千手院橋→金剛峯寺前」の区間は歩きましょう。
所要時間は約3分~5分くらいなので、バスを待つ時間がモッタイナイです。
金剛峰寺→蛇腹路→壇上伽藍
金剛峯寺を巡ったら、徒歩で「壇上伽藍」に向かいます。
このとき、通りたいのが蛇腹路になりますね。
高野山までの電車+ケーブルカーでのアクセスはコチラを確認!

フリーパス(1日フリー乗車券)を買うべき理由
1日フリー乗車券の値段は以下になります。
- 大人:840円
- 小児:420円
高野山をバスで巡るなら、「フリーパス(1日フリー乗車券)」を買ったほうがいいです。
その理由は単純で、運賃だけでも普通に元を取れるからですね。
今回のモデルコースのバス運賃
今回のモデルコースのバス運賃は以下になります。
- 高野山駅前→奥の院口:340円
- 奥の院前→千手院橋 :220円
- 金堂前→高野山駅前 :350円
※壇上伽藍(上記写真)の近くのバス停が、金堂前ですね。
今回のモデルコースの運賃の合計は910円になります。
これだけでも910円ー840円で「70円のお得」になります。
1日フリー乗車券の特典
1日フリー乗車券には、「拝観料2割引・お土産飲食1割引」などの特典もついてきます。
拝観料2割引は以下の施設になります。
- 金剛峯寺:500円→400円
- 根本大塔:200円→160円
- 金堂 :200円→160円
- 霊宝館 :600円→480円
お土産飲食1割引のにはこんなのがあります。
- 吉田家:コロッケ試食プレゼント
- 珠数屋四郎兵衛:おみやげ1割引
- 角濱ごまとうふ総本舗:ごまとうふお買上げお食事で1割引又は生ごまとうふ実食
- 一の橋観光センター:おみやげ1,000円以上のお買上げで粗品進呈
もっと詳しく特典を知りたい方はコチラ!
高野山には他の見所もある
今回のモデルコースのみを巡るだけでも、充分にお得になりますし。
他の見所を巡るとなると、もっとお得になります。
高野山には3大見所の他にも、まだまだ見所があるからですね。
入り口にある、高野山の大門なんかも必見ですよ!

さらには、お土産を探すのに適したエリアも、バスで行くほうが楽です。
高野山への行き方アクセスはコチラも確認しておいて下さいね!

高野山バス巡り地図
- 高野山駅前
- 奥の院口
- 奥の院
- 奥の院前
- 千手院橋
- 金剛峯寺
- 蛇腹道
- 壇上伽藍
高野山には、「おすすめの見所」がまだまだあります。
観光時間に余裕のある方は、ぜひ巡ってみて下さいね!
コチラの記事で、高野山観光のいろんな情報をまとめています。


高野山初心者の方は、必ずチェックしておいて下さいね。高野山巡りが10倍楽しくなりますよ!