今回の記事は、
- 血中アルコール濃度と酔いの状態
- 具体的な「酩酊・泥酔・昏睡」などの状態
について、断酒歴9年の私が解説します。

お酒を飲むと、血液中にアルコールが入ってきます。この血液中のアルコールの濃度で、「酔いの状態」が変わってくるんですよ!
血中アルコール濃度(0.01~0.29%):ほろ酔い・酩酊
血中アルコール濃度(0.01~0.29%)である、「ほろ酔い・酩酊の状態」から見ていきましょう!
ほろ酔い(0.01~0.09%)
ほろ酔いの血中アルコール濃度は、おおむね「0.01~0.09%」になります。
一般的な人なら、「瓶ビール1~2本」でほろよい状態になりますね。
この状態の時は、リラックスできて、少し陽気になる人もいますね。
お酒を飲んでる時に、「イチバン楽しい状態」がほろ酔いになります。

飲み会の度に「ほろよい」で楽しめる人は、アルコール依存症になる確率は激低です。
私もこの状態で「お酒を楽しめてたら!」と何回も悔やんでます。
まぁ、もう残念ながら私は戻れませんけどね(笑)
酩酊(0.1~0.29%)
酩酊(めいてい)の血中アルコール濃度は、おおむね「0.1~0.29%」になります。
一般的な人なら、「瓶ビール3~6本」で酩酊状態になります。
このレベルになると、明らかに「酔っ払ってるねえ」と分かるようになります。
酩酊した人の特徴は、
などがありますね。

「麻痺状態」になってるので、それもしょうがないですよね。
血中アルコール濃度(0.3~0.4%):泥酔・昏睡
それでは次に、血中アルコール濃度(0.3~0.4%)である、「泥酔・昏睡の状態」を見ていきましょう!
泥酔(0.3%~)
泥酔(でいすい)の血中アルコール濃度は、おおむね「0.3%~」になります。
一般的な人なら、「瓶ビール7~10本」で泥酔状態になります。

「うわぁ、ベロベロだねえ!」って周囲に言われるレベルですね。
泥酔した人の特徴は、
などがありますね。
脳内がアルコールで満たされてるので、「もう訳がわからない状態」ですね。
昏睡(0.4%~)
昏睡(こんすい)の血中アルコール濃度は、おおむね「0.4%~」になります。
一般的な人なら、「瓶ビール10本以上」で昏睡状態になります。

生命の危険がありますので、「緊急な対応」が必要になります。
昏睡した人の特徴は
などがありますね。
落ち着いた後に、「昏睡した理由」について猛省して下さいね。
本当に危険な状態ですからね!
酔いの状態に分けて、もう一言
最後に、酔いの状態別に「もう一言」だけ付け加えていきますね。
ほろよい
ほろ酔いで楽しめてる方は、このまま継続して下さいね。
あなたは、当時の私とは正反対の飲み方になります。

ですので、アルコール依存症は無縁だと思いますよ。
ちなみに、たまの飲み会で「ほろ酔い」になる人ですよ。
毎晩、飲んでほろ酔いになる人は「チョイ危ない」かなあ。
「毎晩飲む」ってことが、アルコール問題を引き起こす可能性があります。休肝日をつくろうね!
酩酊
飲み会の度に酩酊を繰り返す人は、「アルコール依存症の予備軍」になります。
本当に気をつけて下さいね!
まだまだ、こっち側(アルコール依存症側)にくるのは早いですよ。
泥酔
泥酔した人の特徴が、ブラックアウト(酒で記憶が飛ぶ)になります。
ブラックアウトする度に、脳にある「海馬の機能」が低下します。
そうやって最終的には、飲む度にブラックアウトになります(飲酒末期の私がそうでした)。
普通に楽しく飲んでても、気付くと記憶がありません。怖いですよ(笑)
ブラックアウトは癖になるんで、ご注意下さいね!
昏睡
昏睡は、チョットやそっとのヤバさではありません。
ちなみに、「無茶な一気飲みが原因」でココまでの酔い方になりますね。

「一気飲みしたいな!と思ったら、映画やテレビのシーンを思い出したらダメですよ!
より現実的なのは、コンビニの前でワンカップの日本酒を、「ひと目はばからずに一気飲みする中年男性」を思い浮かべるといいですね。
誰が見てもカッコよくないですよね。でも、あの人たちも「最初は楽しくん飲んでた」んですよ。
しかし、途中から飲む目的が「楽しむから酔う」になった人なんですよね。
何事も明日は我が身ですからね!
「お酒は楽しく飲めるうちが華ですよ」と、もう2度と飲めない私が言います。

もっと早くにこの事実を知ってたら、私も「お酒を楽しく飲めてた」かも知れないですね(笑)
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