今回の記事は、
- アルコール依存症を治療方法
- 治療方法のコツ
について、断酒歴9年の私が解説します。

お酒との付き合いに問題のある方が、「アルコールを手放す」と未来が開けます。私がそうだったので、断言できます(笑)
アルコール依存症を治療方法:病院や薬は補助
アルコール依存症の治療方法で肝要なのは、「絶対にお酒を辞めてやる!」と言う強い意志になります。
病院や薬もアルコール依存症の治療のお手伝いをしてくれます。
しかし、あくまでもお手伝いしかできません。

アルコール依存症を絶対に克服してやる!
と、あなたが強く決意して行動しない限り、専門病院に入院しても「治療は遠き道のり」になるんですよね。
断酒会には入院経験者が多い
皆んなでお酒を辞めましょうという会に、「断酒会」があります。
断酒会に参加すると、「アルコール専門病院や薬」のお世話になった方が数多くいます。
しかし、「断酒が続く人の方が圧倒的に少ない」んですよね。
入院経験者でも、再度アルコールに手を出す人は多数います。

アルコール依存症で、一番大事なのは「本人の強い決意や意志」になりますね。
節酒 or 断酒
「私はお酒との付き合い方に問題があるから、お酒をやめよう!」となった時。
アルコール依存症の治療方法は以下の2通りになります。
2通りあるのですが、私を含めた「ほとんどの人が節酒に何十回も失敗」してます。
あくまでも体感になりますが、「節酒ができる人は1%未満」になりますね。
まずは節酒を試してみてもいいね
ただし、まずは節酒を試してみるのはありですよね。
人間は、実際に転ばないと分からないことも多いですからね。
節酒を試した後、「こりゃダメだ!」と感じた時に、観念して断酒したらいいですね。

しかし、安心して下さい。99%以上の方が、「節酒 → 節酒失敗 → 断酒」の道を辿りますからね
アルコール依存症の治療方法のコツ
アルコール依存症の治療方法にはコツがあります。
まず大事なのが、治療を開始して3ヶ月未満の人は「どんなことを理由にしてでも、お酒を飲まない!」を実行して下さい。

と言うのも、お酒をやめようとする人は、「3ヶ月未満に失敗する人」が大半なんです。
お酒が悪い!
具体的には、
と、断酒継続できるなら何を理由にして良いです。

実は断酒1年目の私も、同じような感じで「必死にお酒と戦ってた」んですよね。
しかし、これが3年を過ぎたあたりから、「お酒と、上手に付きかえなかっただけだな」と、意識が切り替わりました。
3の法則がある

どんな依存症にも言えることですが、「3の法則」というのがあります。
まずは、「3ヶ月突破」を目指して下さい。
1年未満は「お酒をやめてるだけ」で前進中
色々な「禁酒・断酒ブログ」を、もう15年ほど見ています。
そんな中で、私が大分前から気になることがあります。
こういう風に頑張る方は、「スリップする傾向が高い」んです。
こういうブログ運営者さんは、最初は「ガンガンに攻めた意見」を書き連ねます。
更新が途絶える傾向が高い

お酒飲んでないと、勉強の調子がはかどります。生まれ変わった気がする!
とかね。
しかし、残念ながら「気付くと更新が止まっている」ことがほとんどです。
私も、最初は不思議でした。
こんなにやる気がある人なのに、「なんでスリップするんだろう?」とね。
しかし、その理由が今ならハッキリと理解できます。
1年は断酒に専念することをおすすめします
断酒すると、「人生が開けた」ような気がしてくるもんなんです。
「新しい人生の幕開けだー」みたいな。
ですので、「自分万能感」に囚われてします。「何でもできるんじゃないの?」って感じですね。
しかし、お酒に溺れてた時期が「人生が閉まってただけ」なんですよね。
ですので、断酒して1年目は「断酒に専念」したほうが絶対にいいです。
私たちアルコール依存症者にとっては、「やめてるだけでも大幅に進化している最中」だからですね。

次にお酒を飲んだら、「人生が終わる」と私は真剣に思ってます。もう、あんな惨めな日々には戻りたくないんです!